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IFMC.加工を施した環境芝が表面温度の上昇抑制に一定の効果

当社は、業務提携先のJAXA認定スタートアップ 株式会社天地人(本社:東京都中央区、CEO:櫻庭康人)との間で、当社が取り扱う次世代の人工芝「環境芝(D-REY turf)」の表面温度の上昇抑制効果について検証を行った結果、一定の効果があることがわかりました。

■検証内容
IFMC.加工を施した「環境芝(D-REY turf)」の表面温度の上昇抑制効果の検証として、「天地人コンパス」を用いて、特定日における「環境芝」「従来の人工芝」「自然環境」の複数地点の表面温度を計測しました。

【計測地点】
以下の大阪府内の環境芝敷設地点および従来の人工芝敷設地点、自然環境の多い山間地域で計測
① 環境芝(2地点):大阪桐蔭高校(2023年4月敷設)、四条畷市総合公園(2021年3月敷設)
② 従来の人工芝(4地点):鶴見緑地、近畿大学、阪南大学、 OFA四条畷フットボールセンター
③ 自然環境(2地点):阪奈カントリークラブ、大阪府四条畷市の山間部分

【計測日時】
2023年7月16日および2021年8月27日の正午ごろ

■検証結果
各計測日および計測地点における地表面の平均温度が「従来の人工芝>環境芝(IFMC.加工)>自然環境」となり、従来の人工芝に対する環境芝(IFMC.加工)の表面温度の上昇抑制効果について、一定の効果が確認できました。

各計測日における地表面の平均温度(単位:℃)

 2023/7/162021/8/27
①環境芝(2地点)41.4236.56
②従来の人工芝(4地点)48.7847.56
③自然環境(2地点)33.4733.55
※①環境芝(2021/8/27)は四条畷市総合公園のみ
※天地人コンパスによる計測結果



当社グループは、今後も引き続き健康や環境に配慮した商品の取り扱いを推進することで、持続可能な社会の実現に寄与し、誰もが心から豊かで前向きになる“Wellness Life”が溢れる社会を実現してまいります。

■株式会社天地人
宇宙航空研究開発機構 JAXA の知的財産や知見を利用して事業をおこなう「JAXA STARTUP」として認定されており、JAXA、NASA、ESA 等の国内外の宇宙機関による地球観測衛星や宇宙関連企業との幅広いネットワークを駆使して、地表面温度、降水量、CO2、NO2 など、様々なデータを使いこなすことが可能。地球観測衛星のビッグデータをはじめとする様々なデータをもとに土地評価サービスを行う『天地人コンパス』を提供。

■環境芝(D-REY turf)
健康と環境に配慮した新しい人工芝で、独自の充填材を使用することで、表面温度の上昇抑制が期待できる次世代の人工芝。充填材には天然樹皮を独自ブレンドして配合加工した「D-REY chip」と「D-REY sand(光触媒抗菌砂)」を使用することで、人工芝の表面温度の上昇抑制や防臭・除菌効果が期待できます。さらに、パイル(芝)部分にIFMC.加工を施したことによって、バランス能力向上による怪我リスクの低減や血行促進による身体の疲労回復効果を高めることが期待できます。 

■IFMC.
IFMC.(イフミック:集積機能性ミネラル結晶体)は(株)テイコク製薬社が温泉療法に着眼して製造したナノメーターレベルの非常に微小なミネラルの結晶体です。数種類の鉱物を組み合わせて鉄分の多い温泉水に一定時間浸漬し、その溶出液を特殊処理して抽出した物質です。身体に近接させることで血管から一酸化窒素(NO)が拡散し、血管が拡張することによる血行促進効果が期待できます。
※「血中一酸化窒素(NO)量の増加」「血管拡張」「バランス能力向上」の3項で特許を取得済み
現在は医療・介護分野での応用を目指し、京都大学大学院生命科学研究科高次生体統御学分野にて研究が進められています。


【提携先の概要】
会社名 :株式会社天地人
設立 :2019年5月
代表者 :櫻庭 康人
所在地 :東京都中央区日本橋1-4-1 日本橋1丁目三井ビルディング5F
URL : https://tenchijin.co.jp/?hl=ja